第二回「朗読劇ほかほか」レポート(第一部)

10月25日に行われました、神部冬馬さんと白須慶子さんによる、第二回「朗読劇ほかほか」を写真とともに振り返っていきます。

この日の演目は次のとおりです。
第一部
・太宰治版かちかち山
・トーク「忘れられない本の贈り物」

第二部
・山の背比べ
・君死にたもうことなかれ(白須慶子・詩の朗読)
・(神部冬馬・歌)
・甲州弁版白雪姫

第三部
・注文の多い料理店
・トーク「山梨県立図書館について」

では早速、第一部から振り返ります。


第一部の演目は「太宰治版かちかち山」でした。
このかちかち山は、作家の太宰治による童話をモチーフにした短篇集「お伽草子」に収録されています。
うさぎを小悪魔的少女、たぬきをそれに翻弄される中年として描いた物語になっており、より生々しい両者の心理描写・状況描写が特徴です。

この演目には、本編の前と後に太宰治による解釈を説明している部分があるのですが、今回はその部分もあえて会話形式にして、神部さんには熱くその解釈を語る男性を演じてもらいました。

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本編は、かちかち山の舞台が山梨県の河口湖地方ということで、図書館司書の方からいただいたセリフが甲州弁になっている台本を用意したのですが・・・やはり全編甲州弁は神部さんには無理ということで、たぬきを甲州弁、うさぎを標準語にしました。

・・・つまり、神部さんが甲州弁の代わりにオネェキャラを演じ、白須さんが甲州弁全開の中年男性というかなり変わった配役になったわけです。

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しかしそこは、さすがのお二人、見事に演じきってくださいました。
神部さんのオネエキャラ、白須さんの中年キャラともに、一聴の価値はあったと思います。
特に、クライマックスのうさぎがたぬきを沈めるシーンの甲州弁は実に勢いがありましたよ。

このあと、お二人による「忘れられない本の贈り物」というテーマでトークをしていただきました。

神部さんいわく、白須さんは「思ったことをすぐ言ってしまうタイプの天然」ということで、この日も見事にトークが暴走!
何故か子供の頃に学校の図書館で拷問の本などを読んでいて、教員に心配されたエピソードなどを披露していました。
流石です。

といったところで、第一部の紹介は終了です。
第二部、第三部も追ってリリースしますので、お楽しみに!

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ところで、写真では明るくなっていますが、実際の会場はこのくらい暗くなっており、背景も見やすく朗読を聞くのにも集中しやすい環境になっていました。
このあたりは、図書館スタッフの方に調整を行っていただきました。
本当にありがとうございました。

第二部へ

ーひろめ堂のレポートー


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